トットナム、モウリーニョ監督を解任 英サッカー
(CNN) 英イングランド・プレミアリーグのトットナム・ホットスパーは19日に声明を出し、ジョゼ・モウリーニョ監督を解任したと発表した。
ポルトガル出身のモウリーニョ氏は2019年11月、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の後を引き継いで就任した。契約は22~23年シーズンまでだったが、わずか17カ月での解任となった。
トットナムは現在リーグ7位。上位4クラブには欧州最強を決定する欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ(CL)の出場権が与えられる。トットナムと4位のクラブとの現在の勝ち点差は5。
モウリーニョ氏にとっては16日のアウエーでのエバートン戦がトットナムで指揮を執る最後の試合となった。結果は2―2の引き分けだった。
トットナムのダニエル・レビー会長は、モウリーニョ氏と同氏のコーチ陣について、新型コロナウイルスの感染拡大が起きた苦難の時期にとてつもない強靭(きょうじん)さを見せてくれたと評価。個人的にも同氏と仕事をするのは楽しかったとしつつ、思うような結果が出なかったのは残念だと語った。
CNNはモウリーニョ氏の代理人に連絡を取ったが、現時点でコメントはない。
トットナムは、元所属選手のライアン・メーソン氏が1軍の練習の指揮を執ると付け加えた。