フィギュアスケート女子、ワリエワ選手は4位 演技後泣き崩れる姿も 北京五輪
17歳のシェルバコワ選手は、チームメートのワリエワ選手の演技を「緊張」しながら見ていたと明かした。
ワリエワ選手は昨年12月の検査で禁止薬物の狭心症治療薬「トリメタジジン」の陽性反応を示していたことが分かり、五輪出場資格をいったん停止されたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の判断で引き続き出場を認められた。
ワリエワ選手は自身の陽性判定について、祖父の服用する心臓の治療薬が混入したためと説明していた。
国際オリンピック委員会(IOC)は競技前、ワリエワ選手が3位以内に入った場合はメダルの授与式を行わないとしていた。最終的には2位にアレクサンドラ・トルソワ選手(ROC)、3位に坂本花織選手(日本)が入り、それぞれ銀メダル、銅メダルを獲得した。メダルの授与式は現地時間の18日に行われる予定。