ハードさん、デップさんを「まだ愛してる」 自分は「完璧な被害者ではない」とも

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米女優アンバー・ハードさんは元夫のジョニー・デップさんを今でも愛していると認めた/Getty Images

米女優アンバー・ハードさんは元夫のジョニー・デップさんを今でも愛していると認めた/Getty Images

(CNN) 米女優アンバー・ハードさんは15日、裁判で争った元夫の俳優ジョニー・デップさんに触れ、再び訴訟を起こされる可能性を恐れていると語る一方、いまでもデップさんを愛していると認めた。

NBCニュースとの単独インタビューの第2部で明かした。大きな注目を集めたデップさんとの名誉毀損(きそん)訴訟の後、ハードさんがインタビューに応じるのは初めて。

全て終わった今となっても、法廷で証言したように「まだ(デップさんを)愛している」かと聞かれ、ハードさんは「もちろん」と答えた。

さらに「心から彼を愛している」と続け、「破たんした関係がうまくいくように全力を尽くしたが、駄目だった」と振り返った。

「彼に対して悪感情や悪意は全くない」と言い添えたうえで、「この気持ちを理解してもらうのは難しいかもしれないし、誰かを愛したことがあれば簡単に理解できるかもしれない」と語った。

14日に放送されたインタビューの第1部で、ハードさんは「今回の裁判の大部分はSNS上で繰り広げられた」との見方を示し、デップさんの支持者から向けられた辛らつな言葉に言及していた。

ハードさんは15日放送の部分でも、「(ハードさんを)全世界の恥さらし」にしてやると述べたデップさんのテキストメッセージについて聞かれ、自身に対する世間の見方について詳しく語った。

「私は良い被害者ではない。それは分かっている」「好感を持たれるような被害者ではないし、完璧な被害者でもない。でも証言の時、私は陪審員に私のことを見てほしいと頼んだのです。恥さらしにしてやる、という彼の言葉を聞いてほしいと」(ハードさん)

デップさんはハードさんの米紙ワシントン・ポストへの寄稿で名誉毀損があったとして、5000万ドル(現在のレートで約67億円)の損害賠償を求めてハードさんを提訴した。これに対し、ハードさんは1億ドルの損害賠償を求めて反訴。裁判では両者に名誉毀損の責任があると認定されたが、受け取る賠償額はデップさんの方がはるかに多かった。

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