マリオの敵役「ブラッキー」、欧米と同じ「スパイク」に変更 任天堂発表

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映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を鑑賞する客=5日、中国・上海の映画館/CFOTO/Future Publishing/Getty Images

映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を鑑賞する客=5日、中国・上海の映画館/CFOTO/Future Publishing/Getty Images

香港(CNN) ゲーム大手の任天堂は、日本で今月公開予定の映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に登場するキャラクター「ブラッキー」の名を、「スパイク」に変更すると発表した。

ブラッキーは、1980年代のゲーム「レッキングクルー」にマリオのライバルとして初めて登場したキャラクター。欧米では30年前から「スパイク」の名が使われていた。

ブラッキーという名は人種差別的中傷とも読み取れる。任天堂は名称変更の理由を明らかにしておらず、欧州と米国で使っているのと同じ名称を日本でも採用するとのみ説明した。

任天堂は20日、「2023年4月28日に公開される『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』での名称も、同様に『スパイク』となっています」とツイートしている。

「スパイク親方」は、マリオと敵対する建設作業員として1985年の「レッキングクルー」シリーズでデビュー。今回の映画ではマリオとルイージが配管工になる前に働いていた建設現場の元上司として登場する。

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