米政府内で進むブラックベリー離れ、iPhoneなどに転向

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NTSBの職員数は約400人。報道担当者によると、全員が職場配給の携帯電話を保有しているわけではない。今回の機種変更で、RIM社の業績が大きく悪化する事態も予想されていない。

ただ、米政府省庁や機関の間ではこのところ、一時は重宝されていたブラックベリー製品から他機種へのくら替えが目立つ。米税関・国境警備局も最近、求める技術的機能に欠けるとしてアイフォーンへの転向を宣言。アルコール・たばこ・銃器取締局や米海洋大気局(NOAA)も今年、機種変更を既に打ち出した。

さらに、同社の逆風となっているのは「ブラックベリーのみ」の方針を堅持していた米国防総省がこれを修正する動きを見せ始めたことだ。同省は先月、ソフトウエア関連備品の調達申請を行ったが、アップルとグーグルの携帯機器少なくとも16万2500個が盛り込まれていた。近い将来、ブラックベリーとの同時利用を図る意図があるとみられる。

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