バーテンダーロボで自作カクテルを、グーグル会議でデビュー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(CNN) 米サンフランシスコで開かれている米グーグルの開発者会議「グーグルI/O」で、スマートフォンで操作できるバーテンダーロボットが披露され、パーティー参加者たちが考案したカクテルを振る舞った。

このロボット「メイカー・シェイカー」は、マサチューセッツ工科大学(MIT)がI/Oのために製作し、15日夜のパーティーでデビューさせた。参加者はスマートフォンのアプリを経由してロボットにカクテルのレシピを送信。似たような好みを持つ参加者同士がソーシャルメディアを通じ、レシピ改善に協力した。

メイカー・シェイカーのベースとなっているのは工場の生産ラインに使われるロボット。3本の腕を取り付けて、レモンを切ったりシェイカーを振ったり、液体を注意深く注いだりできるようにプログラミングした。ユーザーのレシピに沿って、どんなカクテルでも作れるという。

パーティー会場では、カクテルが出来上がるたびにレシピがバーの背後のスクリーンに表示された。別の参加者がそのレシピに変更を加え、試飲することも可能。「ほかの人から学んで共にデザインできるのがポイントだ」とプロジェクト責任者は話す。

このロボットには、大企業でなく一般ユーザーでも、デジタル技術のパワーを活用して産業用ロボットを操作できることを示す狙いが込められている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Tech」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]