ウクライナの大停電、原因はサイバー攻撃 米当局が断定
その結果、高度な技能を持つ複数のハッカー集団が電力供給会社6社に対して同時攻撃を仕掛け、前例のないサイバー戦争を引き起こしていたと断定した。
この攻撃の威力で電力復旧を支援するための内部システムもダウン。コンピューターが破壊され、停電発生の連絡を受け付けるコールセンターの電話もつながらなくなった。
攻撃に使われたウイルスはロシア発祥だったことが判明したが、米政府ではロシア政府が関与したと断定するには至っていない。
ただ、同じウイルスは米国の産業制御システムからも見つかっており、当局は米国の電力業界にも警戒を促している。