フェイスブックとテスラのCEO、AIの将来めぐり激論
ロンドン(CNNMoney) 米交流サイト大手フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)と米電気自動車(EV)大手テスラのマスクCEOが、人工知能(AI)の将来をめぐって激しい議論を展開している。
マスク氏はかねてから、AIが人類の存続を脅かしかねないとの見方を示し、警告を発してきた。
一方、ザッカーバーグ氏は23日、フェイスブックのライブ配信を通し、AIに否定的な立場を示す人や人類滅亡の恐怖をあおる人の気が知れないとコメント。こうした態度は後ろ向きで、「無責任」でもあると主張した。
これに対してマスク氏が25日、ツイッターで反撃。ザッカーバーグ氏とはAIについて話したこともあるとしたうえで、「かれの理解は浅い」と批判した。
マスク氏はまた、AIをテーマにした映画がまもなくできると予告したが、詳細には言及しなかった。
同氏は最近、人類に良い影響を与えるAIの開発を目指し、脳とコンピューターを直結させる技術を手掛ける新会社「ニューラリンク」を設立した。