フェイスブックの顔認識機能、連邦地裁が集団訴訟を認める判断

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議会証言を行うフェイスブックのザッカーバーグCEO

議会証言を行うフェイスブックのザッカーバーグCEO

ニューヨーク(CNNMoney) 米フェイスブックの顔認識機能がプライバシー侵害に当たるとして利用者らが申し立てた集団訴訟をめぐり、サンフランシスコの連邦地裁は16日、訴訟を進めることを認める判断を下した。

原告はイリノイ州に住む利用者のグループ。フェイスブックが利用者の許可なく顔写真のデータを収集、保存している行為は、生体情報の保護を定めた州法に違反すると主張し、2015年に訴訟を提起していた。

フェイスブックは11年以降、利用者がアップロードした写真への「タグ付け」を提案する機能で顔認識の技術を使っている。

同社の報道担当者は訴訟に法的根拠はないと反論し、断固として対抗する構えを示した。

フェイスブック側はかねてからタグ付けの仕組みを公開し、顔認識機能を解除する方法も示してきたと主張している。

フェイスブックは最近、多数の利用者の個人情報が英データ分析企業に流出した問題などが明るみに出て波紋を呼んでいる。同社のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は先週、この問題などについて議会で証言した。

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