米マイクロソフト、伝説の「フライトシム」の新作発表
ニューヨーク(CNN Business) 米マイクロソフトは18日、長い人気を誇るフライトシミュレーター「Microsoft Flight Simulator」の新作を発売した。シリーズとしては14年ぶりの新作となった同作品ではリアルタイムの天候や広々としたマップが楽しめる。
同作品ではユーザーは飛行機のパイロットとなり、世界のあらゆる場所を現実そっくりな風景とともに飛行できる。
/Microsoft
ゲームは飛行ルートの選択から始まる。通常は滑走路から出発し、現実世界のように加速をつけて離陸させ、いったん飛行すれば、建物などの障害物を避けるため速度と推進力のバランスを図る。飛行の手順を飛ばすなどのオプションもあるが、飛行ルートの美しい景色を目にするのも楽しみのひとつだ。
同作品はマイクロソフトにとって最も古いタイトルのひとつ。約38年前に登場し、熱狂的なファンからは「フライトシム」と呼ばれ、「ワード」や「ウィンドウズ」が誕生する前に熱心なファンの基盤を築いた。
/Microsoft
価格は59.99ドル(約6300円)から。追加料金で飛行機や飛行場を増やすこともできる。新機能となるリアルタイムの天候は空を飛ぶときにさらなる挑戦となりそうだ。例えば、実際に東海岸を嵐が通過するとゲーム内でも嵐の様子が確認できるという。
ゲームには3万7000カ所の空港や15億件の建物、2兆本の樹木が登場する。