ウクライナ支援でサイバー作戦実施、米軍高官が認める
(CNN) 米軍のハッキング部隊であるサイバー軍の司令官は、ロシアの侵攻から自国を守るウクライナを支援するため、同軍が攻撃的なサイバー作戦を実施したことを認めた。
ウクライナの防衛を支援し、ロシアによる米国のインフラへのサイバー攻撃を抑止することにもなり得るサイバー空間における力の誇示が、ロシアとの直接の銃撃戦を避け続けているバイデン政権にとっていかに重要であるかを、今回の情報公開は強調している。
サイバー軍の司令官であるポール・ナカソネ氏はテレビ局スカイ・ニュースとのインタビューで、「我々は攻撃、防御、情報作戦という全領域にわたる一連の作戦を実施してきた」と語った。
サイバー軍の広報担当者は記事の正確さには異議を唱えなかったが、ウクライナでの作戦がどのようなものであったか、詳細については言及を避けた。
謎に包まれがちなハッキング作戦について、米軍高官が公に実施を認めるのは珍しい。