イーロン・マスク氏、ツイッターのCEO辞任も 自ら進退問う投票開始
ニューヨーク(CNN) 米ツイッターのトップに就任した起業家のイーロン・マスク氏が、自ら呼びかけた投票の結果によっては、就任から2カ月足らずで最高経営責任者(CEO)を退く可能性が出てきた。
マスク氏は米国時間の18日夕、「私はツイッターのトップを辞任すべきか? この投票の結果に従う」とツイートし、ユーザーに投票を呼びかけた。
投票は18日夕の時点で「イエス」が58%を占め、「ノー」の42%を上回っている。
続くツイートでマスク氏は、辞任が本気であることをうかがわせ、もし投票で自分が追い出された場合のツイッターの今後について、あいまいな表現で脅しをかけている。
「ことわざの通り、願い事は慎重にした方がいい。自分に返ってくるかもしれない」。マスク氏はそうツイートした。
ツイッターを440億ドルで買収したマスク氏は、10月下旬にCEOに就任して以来、次から次へと物議をかもしてきた。
広告主は右も左もツイッターから離れ、マスク氏は何度も、ツイッターの経営はひどい状態にあると発言している。