米メタ、新たなプラットフォームの開発検討 ツイッターの競争相手登場か
ニューヨーク(CNN) 「フェイスブック」の親会社メタが、テキストの共有などが行える新しいプラットフォームの構築を検討していることがわかった。企業家イーロン・マスク氏のSNS「ツイッター」にとって新たな競争相手となる可能性がある。
メタの広報はCNNにあてた声明で、「我々はクリエーターや公人が自身の関心事についてタイムリーに最新情報を共有することができる独立した空間にチャンスがあると信じている」と述べた。
メタが検討を進めているプラットフォームは分散型になる可能性がある。つまり、メタの管理下にあるひとつの中央のプラットフォームではなく、利用者がそれぞれ独自のルールを設けたサーバーやコミュニティーを表向きは構築できることを意味している。こうした構想は「レディット」や「ディスコード」と似通っているが、メタの傘下にある他のプラットフォームとは一線を画したものとなっている。
メタのプラットフォームが分散型であれば、サードパーティーが機能などをプラットフォームに組み込むことが可能となり、メタ自身が作り出す以上の体験を利用者に提供できるかもしれない。
メタは機能や導入時期については明らかにしなかった。