開業100周年を迎えた東京駅、10の魅力を紹介
隣の高層ビル「JPタワー」に開設された情報センター「東京シティアイ」には外国語の観光パンフレットが並び、案内スタッフがあらゆる相談に乗ってくれる。
同ビルの東京中央郵便局には年中無休、24時間営業の郵便窓口や、海外のカードに対応したATM(現金自動出入機)がある。
5.暗殺事件の現場
東京駅では過去に2回、時の首相を狙った事件が起きている。
1921年、当時の原敬首相が右翼の鉄道省職員に刺し殺された。原氏は日本初の平民出身、キリスト教徒の首相だった。
その9年後には濱口雄幸首相が銃撃を受けた。一命をとりとめたものの、この時の傷の影響もあり翌年死亡した。
構内2カ所の現場には、それぞれの事件を説明したプレートが設置されている。
6.東京ステーションギャラリー
「小規模ながら本物のギャラリー」を目指し、12年にリニューアルオープンした東京駅の美術館。現代美術作品や鉄道、建築、デザインにまつわるテーマの作品を楽しむことができる。