開業100周年を迎えた東京駅、10の魅力を紹介

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欧州の様式を取り入れた駅舎は、当時の日本の近代化を象徴する貴重な建築物のひとつだ。八角形のドームの内側には、方角を示す8つの干支のレリーフが埋め込まれている。たとえば北東の方角はトラといった具合だ。

丸の内駅舎はオランダのアムステルダム中央駅をモデルにしたという説もあるが、その真偽は不明。ただ、同駅や米ニューヨークのグランドセントラル駅とは姉妹駅の提携を結んでいる。

3.秘密のトンネル

東京都心の地下には、主要な政府機関を結ぶ秘密の通路網があるとうわさされている。その中でも最古とされるのが、1930年代に建設された東京駅と中央郵便局の間の地下通路だ。

東京駅は地下通路で6つの駅とつながっている。迷路のような通路網は、防空壕(ごう)として整備されたといわれている。

丸の内駅舎には免震構造が採用され、地震などの災害時は避難所としても利用できる。

4.外国人対応の観光拠点

丸の内北口にはJR東日本が運営する「トラベル・サービス・センター」がオープン。外貨両替所や手荷物預かりカウンター(午前7時30分から午後8時30分)などが設けられている。

スタッフが荷物を運びながら新幹線などの乗り場まで案内する有料のポーター・サービスも提供。公衆無線LAN(Wi-Fi)やパソコンも無料で利用できる。

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