がんを理由に搭乗拒否、後に謝罪 米アラスカ航空

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同航空の広報は「セドウェーさんにご迷惑をおかけしたことは遺憾で、対応の仕方について本当に申し訳なく思っている。従業員がお客様の体調を心配していたとしても、臨機応変な対応をすべきだった」と述べた。

フェイスブックへの投稿によれば、機内でセドウェーさんは、障がい者用のセクションに座っていた。2度にわたって乗務員から具合はどうかと聞かれたため、セドウェーさんはだるくなることがあると答えた。すると医師が呼ばれ、飛行機から降ろされたという。

航空会社の広報は、医療的な問題のある人がいた場合は、医療関係者を呼ぶことになっていると説明。「特にハワイ便に関しては、機内よりも地上でのほうが、よりよい対応が出来るためだ」と釈明した。ハワイ便は、洋上を5時間以上飛行することになる。

広報担当は、セドウェーさんを飛行機から降ろした件については、乗客の健康状態を考えたものだったとしながらも、正しい判断ではなかったと付け加えた。

セドウェーさんは「おかげで私は予定していた化学療法が受けられず、子どもたちは学校に行けず、夫は大事な会議に出られなかった」と振り返った。

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