自動運転カートが乗客を案内、NYなどの空港で登場へ KLMオランダ航空

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搭乗ゲートまで案内してくれる自動運転カートの「ケアE」

搭乗ゲートまで案内してくれる自動運転カートの「ケアE」

(CNN) オランダの航空会社KLMオランダ航空は、空港で乗客を出迎えて荷物を運んでくれ、搭乗ゲートまで案内してくれる自動運転カートの「ケアE」を発表した。

現在は試験運用を行っており、年内に米ニューヨークのJFK空港やサンフランシスコ国際空港に登場予定だという。

同航空によると、ケアEは乗客がオランダ語や英語を話せなくても、さまざまな非言語音を認識して反応できる。

使用を開始するにはまず搭乗券を読み取らせる。手荷物は約38キロまで運搬でき、時速4.8キロほどの速度で乗客について走行する。搭乗ゲートへ向かう間に買い物や飲食、トイレなどの案内もしてくれるという。

人工知能(AI)技術を使ってリアルタイムの情報を入手することも可能で、例えば出発ゲートが変更になれば、それに従って乗客を誘導する。

ロボット案内係はこれまでにも韓国ソウルの仁川空港やニューヨークのラガーディア空港で導入されたことがある。ただ、成功の程度はまちまちだった。

KLMオランダ航空も過去にアムステルダムのスキポール空港で、ロボット案内係「スペンサー」の実験を行っていた。ただ、ケアEと違ってスペンサーは荷物運びまではしてくれなかった。

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