砂浜に出現する謎の巨大模様、作者が込めた思いとは 英国
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ウェールズの海岸の至る所に模様を描いているうちに、トレーナー氏は次第に有名になり、砂の上に人の似顔絵を描いたり、地元の旅行代理店に雇われたり、さらには結婚のプロポーズを手伝うなど、さまざまなプロジェクトを任されるようになった。
これまで長距離トラックの運転手、庭師、医療機器のセールスマンなど、職を転々としてきたトレーナー氏だが、現在はこの砂のアートがフルタイムの仕事になりつつある。
そんなトレーナー氏も、冬になり、寒くなると海外の砂浜に作品を描きたくなるという。
トレーナー氏は将来、南アフリカやアメリカ西海岸、タイの砂浜に模様を描くことを夢見ているが、今もウェールズに強い愛着を持っている。
トレーナー氏にとって、自分の作品を通じて地元ウェールズの海岸の美しさが広く知られるようになるのは誇らしいことだ。今後もトレーナー氏の作品を見るためにさらに多くの人がこの海岸線を訪れることだろう。