エコな海上ホテルの建設案、発電や雨水活用も カタール
(CNN) 中東カタールで数年後までに、環境配慮型の海上ホテルを建設する案が検討されている。
トルコの設計事務所、HAADSのチームが提案しているのは、発電や雨水活用の設備を導入した総面積3.5万平方キロ、全152室のホテルだ。
「最小限のエネルギー損失と廃棄物ゼロ」を掲げ、造船や建築の専門家ら多数の協力を得て、昨年3月から作業を進めている。
潮流のエネルギーを発電に利用し、船の位置や方向を維持するためのコンピューター制御システムを採用する。船体は回転するが、24時間で1周というペースなので、滞在客がめまいを感じる心配はない。
当初の本拠地カタールから、海流に乗って世界のどこへでも移動することができる。
海岸からは浮き桟橋かヘリコプター、ボートで入る。
屋内外のプールやスパ、スポーツジム、ミニゴルフのコースも完備される。