カンタス航空が会員向けオークション スーパージャンボの座席など
A380は世界最大の旅客機として注目を集めたものの受注が低迷。エアバスは2019年に生産中止を発表した。カンタス航空が保有する12機は現在、パンデミックの影響で運航を停止し、米カリフォルニア州のモハベ砂漠に保管されている。同航空は運航再開までに2年以上かかるとの見通しを示している。
カンタス航空はパンデミック前に、A380の客室改装を始めていた。オークションに出品されている座席も、順次新型に切り替えることになっていた。
同航空は昨年9月にも、退役した「ボーイング747ジャンボジェット」の客室で使われていたカートを売りに出し、直後に完売していた。