「水に浮くダイヤ」、最新スーパーヨットのコンセプトに注目集まる
他では見られない景色
設計チームによると、このヨットの階層構造は、乗客がメインサロンから他では見られない海の景色を見られるよう「戦略的に設計」されているのだという。メインサロンは巨大なパノラマの窓で囲まれており、夜間にはこの窓にまるで雨が降っているように見える照明が映し出される。
さらにラウンジエリア、温水浴槽、円卓付き屋外ダイニングスペースを備えた広さ約325平方メートルのサンデッキもある。
ブリッジデッキの大部分を占めるオーナー専用の豪華なスイートは、男性用、女性用の2つのトイレ、ウォークインワードローブ、岩塩の壁を備えるが、ここのハイライトは間違いなくベッドの上の天井に設置された水槽だろう。
輝く時?
また、ビルジ(船底)デッキには暗い環境を生かして映画館が設置され、さらに、船体の両側には、開くと広さ30平方メートルの2つのテラスになるシェルドアが設置されている。
このステラ・デル・スッドは、現時点では単なるコンセプトにすぎない。
ガブリエレ・テルッツィ・ヨット・アンド・デザインの開発チームは、このデザインを今後どのように発展させるかについては固く口を閉ざしているが、多くの注目を集めているのは間違いない。