韓国仁川国際空港、11トン近いキムチを昨年押収 「液体」扱いで

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包装されたキムチは空港では液体に分類にされ、機内への持ち込みが禁止される/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

包装されたキムチは空港では液体に分類にされ、機内への持ち込みが禁止される/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

ソウル(CNN) 韓国の仁川国際空港が昨年、機内への液体の持ち込みを禁じる規則への違反を理由に、計10.7トンに上るキムチを押収していたことが分かった。同空港が明らかにした。

包装されたキムチは辛い汁に浸かった状態で瓶やプラスチックの袋に入っていることが多く、液体に分類される。世界の他の多くの空港と同様、仁川国際空港は100ミリリットルを超える液体やジェルの機内持ち込みを禁止している。

2023年には、「醤(ジャン)」と呼ばれる伝統的な発酵調味料も10.5トン押収したという。

韓国の旅行インフルエンサーによって昨年投稿された、キムチはすべて預け入れ手荷物になると注意喚起する動画は120万回の視聴数を記録した。

空港関係者によると、押収された食品は廃棄されるか、他の押収物と一緒に地元の福祉施設に寄付される。

韓国当局が人気食品に対して厳しい態度を取るのは初めてではない。

韓国を代表する航空会社、大韓航空は24年、長距離路線のエコノミークラスでのカップ麺の提供を中止すると発表。理由として「乱気流が増加傾向にあり」、熱湯で作るカップ麺の提供は危険性が高すぎる点を挙げていた。

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