米政府、リビア領事館襲撃直後にイスラム過激派による犯行声明を認知か
国家テロ対策センター(NCTC)のオルセン所長が米上院で、事件はテロ攻撃だとの見解を提示したのは19日。カーニー大統領報道官はその翌日、「ベンガジの事件がテロ攻撃だったのは明らかだ」と認めた。
CNNの入手したメールのコピーによると、事件を知らせる最初のメールが送信されたのは、襲撃が行われている最中の米東部時間午後4時5分(リビア時間午後10時5分)だった。電子メールには「約20人の武装した人々が銃撃を行っている。爆発音も聞こえる」との様子が記載され、敷地内にいるスティーブンズ大使らは安全だと記してあった。
その後午後4時54分に送信されたメールでは、ベンガジ領事館における銃撃は終わり、敷地内への侵入者は排除されたと言及。領事館職員の捜索が行われているとも書かれていた。