母の日のパレードで銃乱射、犯人は3人か 米南部
(CNN) 米ルイジアナ州ニューオーリンズ市で12日、パレードの群衆が銃撃を受け子ども2人を含む19人が負傷した事件で、ランドリュー市長は同日、事件解決に向けて「総力を挙げて取り組む」と語り、市民に対しては情報提供を呼びかけた。警察は現場から逃走した3人の行方を追っている。
市長は「この種の事件は迷宮入りすることはない。数百人もの人が現場にいて、誰かが犯人を知っているはずだ」と語った。
警察によると、銃弾は複数の銃から発砲。3人の容疑者が現場から逃走しているのを現場の警察官が目撃している。容疑者の1人はアフリカ系米国人の男で、18~22歳ぐらい。白いTシャツに青色の短いジーンズをはいていたという。
先に警察責任者がCNN系列局に語ったところによると、2~3人のグループが突然、交差点で銃を乱射したとみられる。同責任者は、市民らに情報提供を呼び掛けた。
現場に居合わせたという報道写真家のアブドゥル・アジズ氏(33)は、「大通りから角を曲がったところで銃撃が始まり、周囲の人は全員撃たれた。私は幸運にも難を逃れた」「犯人は私のすぐ横にいたと思う。銃口からの光が見えたが、犯人の顔は見えなかった」と話している。