米名門8大学すべてに合格 NYの高校生
陸上競技部では円盤投げ、砲丸投げの選手として活躍、生徒会役員も務めた。学校行事の演劇では中学3年以来ずっと主役を演じてきた。謙虚で礼儀正しく、与えられたチャンスを生かす積極性も持っているという。
「スポーツ、音楽、演劇の全分野で活躍する生徒はめったにいない。そのうえ生徒会や、地元の病院でボランティア活動をする時間まで作っていた」と、バトラー氏は称賛する。
米国の大学入試ではSATのスコアや高校の成績に加え、課外活動での成果や小論文、推薦状なども重視される。入試事情に詳しい専門家によると、アイビーリーグの全大学に出願する受験生は珍しく、すべて合格するケースは極めて異例。
競争が激しいことで知られるハーバード大の2013年入学者の合格率はわずか5.9%だった。
エニン君は5月1日の締め切りまでに進学先を選ぶ。現時点ではエール大学が有力だという。