ボストン爆破テロ被告の友人に有罪評決 司法妨害で
ボストン(CNN) 米ボストン・マラソン連続爆破テロ事件の実行犯とされるジョハル・ツァルナエフ被告の友人が21日、事件の捜査を妨害したとして有罪評決を受けた。
事件ではジョハル被告が殺人など30件の罪で起訴され、無罪を主張している。共犯者とされる同被告の兄、タメルラン・ツァルナエフ容疑者は逃走中に死亡した。
有罪評決を受けたのは、ジョハル被告と同じマサチューセッツ大学ダートマス校に在籍するカザフスタン出身のアザマト・タザヤコフ被告。同事件に関連する裁判ではこれが初の評決だ。量刑言い渡しは10月に予定され、最大で禁錮25年の刑となる可能性がある。
検察によると、タザヤコフ被告は事件の3日後、同じくカザフスタン出身のルームメイト、ディアス・カディルバエフ被告とともに、ジョハル被告が住んでいた学生寮の部屋からリュックとノートパソコンを持ち出し、リュックをごみ置き場に捨てたとして司法妨害の罪に問われた。リュックには爆弾作りに使われた可能性のあるワセリンや花火、USBメモリが入っていた。