米中間選挙の投票始まる、停電などトラブルも
共和党はウェストバージニア、モンタナ、サウスダコタの3州で、民主党の現職が退いた後の上院議席を確保する見通し。さらにアイオワ、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、アーカンソー、コロラド、アラスカ、ルイジアナといった州で民主党から議席を奪えるかどうかが焦点となる。
このうちアラスカ州は、投票の締め切りが米東部時間午前1時(日本時間5日午後3時)になる。また接戦が予想されるルイジアナ、ジョージアの両州は、過半数の票を獲得した候補がいない場合に決選投票を実施する制度を採用しているため、上院の主導権確定が数週間先まで持ち越される可能性もある。
オバマ政権に対しては、エボラ出血熱や過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」への対応や経済不振を巡って批判が強まっている。下院では共和党が過半数を維持することが確実視される。