米大統領選、共和党はトランプ氏優勢も問題発言のリスク露呈
一方、米モンマス大学がアイオワ州で16~19日、共和党の党員集会への出席予定者を対象に実施した世論調査では、マケイン氏をめぐる発言の前後でトランプ氏の支持率や好感度にほとんど変化がみられなかった。この調査では1位がウォーカー氏(22%)、2位がトランプ氏(13%)という結果が出た。
ワシントン・ポストとABCニュースの調査ではさらに、民主党支持者の間でヒラリー・クリントン前国務長官が圧倒的な支持を得ていることも分かった。クリントン氏の支持率は63%と、バーニー・サンダース上院議員の14%、バイデン副大統領の12%を大きく引き離した。バイデン氏は出馬を正式に表明していない。
自分の支持政党の候補者の顔ぶれに「満足」している人は民主党が72%で、このうち24%は「非常に満足」と答えた。共和党は「満足」が67%、「非常に満足」は18%にとどまった。