死亡の容疑者、テロ監視対象者と接触 米加州銃乱射
警察が近隣の町にある夫婦のアパートの捜索に向かったところ、黒いSUVが走り去るのを目撃。追跡した警察の車に対してSUVから発砲してきたため、警察が撃ち返して銃撃戦となった。
夫婦が少なくとも76発の銃弾を撃ったのに対し、警察側は21人で約380発を発砲。SUVは大量の銃弾を浴び、ファルーク、マリク両容疑者は車内から遺体で見つかった。
両容疑者は犯行の動機については記しておらず、銃を乱射する間も無言だったという。現場には爆弾3発も残されていたが、いずれも爆発はしなかった。
車の中から見つかったライフル銃やピストルは、いずれも3~4年前、合法的に買ったものだったことが分かった。
ファルーク容疑者は米国人で、環境衛生問題の専門家としてサンバーナディノ郡保健局に5年前から勤務していた。事件当日は生後6カ月の娘をファルーク容疑者の母に預け、医者に行くと言って出かけていたという。