トランプ氏、報道陣との「全面戦争」突入か 募金めぐる会見で
さらに「退役軍人のために600万ドルの資金を集め、退役軍人団体から一斉に喝采(かっさい)を浴びながら、報道陣には結局たたかれるなんて世界でも私くらいのものだ」とぼやいてみせた。
同氏が大統領に就任した場合、ホワイトハウスでも記者団に同様の態度を取るのかという質問には「そうだ。こんな感じになる」と答え、「私が変わると思っているのか。変わりはしない」と言い放った。
トランプ氏は出馬当初からずっと、報道陣に対して批判的な発言を繰り返してきた。街頭演説でも記者らを「くず」「ヘドロ」などと罵倒することはよくある。だが、支持者の多くから大統領にふさわしい言動を求められているこの時期に、敵対姿勢をさらに強めたのは意外な動きといえる。