トランプ大統領の支持率、35%に低下 CNN世論調査
ワシントン(CNN) トランプ米大統領の支持率は今月、35%まで低下したことが、CNNによる最新の世論調査で明らかになった。
トランプ氏の支持率は3月時点の45%から大幅に下落し、就任した年の12月としては歴代大統領の数字を大幅に下回っている。
CNNやギャラップが過去50年間に実施した世論調査で、1年目の年末の支持率が50%を切った例は、レーガン大統領の49%のみ。ジョージ・W・ブッシュ大統領はこの時点で86%を記録し、ケネディ大統領が77%、ジョージ・H・W・ブッシュ(父ブッシュ)大統領が71%、アイゼンハワー大統領が69%だった。
カーター、クリントン、オバマ各大統領も50%台後半で1年目を終えていた。
レーガン氏はその後支持率が回復し、3年後の大統領選で圧勝して再選を果たしている。
新たな調査では、トランプ氏の大統領としての仕事ぶりを支持しないと答えた人が59%を占めた。
共和党での支持率は85%に達したものの、無党派層では33%、民主党ではわずか4%にとどまった。
調査は今月14~17日、無作為に抽出した成人1001人を対象に、調査員が電話をかける方式で実施された。