妻の養護施設入所を勧められた夫、代わりに世界旅行へ連れていく
アンディさんは「結婚したいと言ったら、無理ですと告げられた」と振り返る。
それでもアンディさんは粘り、ドナさんを「プリンセスのように」扱った。数回のデートを重ねた後、ドナさんの気持ちは変わっていた。結婚したのは5年後のことだ。
若い頃にはアンディさんの会社が破産し、妻や4人の子どもを養うため、果物の行商のような仕事に就いたこともある。その頃と同様、今もお互いに支え合い、逆境の中でもユーモアのセンスを忘れていない。
ただ、世界を巡る旅はそう簡単にはいかなかった。
「確かに難しい面もある」とアンディさんは認める。「それでも前もって計画を立てておけば克服できる」