トランプ氏とバイデン氏が最初の討論会へ、握手はなし
(CNN) トランプ米大統領と野党・民主党の大統領候補、バイデン前副大統領は29日夜(日本時間30日午前)、オハイオ州で第1回のテレビ討論会に臨む。
会場は同州クリーブランドのケース・ウェスタン・リザーブ大学。主催の大統領候補討論会委員会(CPD)によると、トランプ、バイデン両氏と司会のクリス・ウォレス氏がマスクを着けずに登壇する。両氏の間やウォレス氏との握手が交わされることはない。
討論会には通常約900人、会場によっては1200人もの聴衆が集まるが、今回は60~70人にとどまる見通し。ホワイトハウス当局者はCNNに、トランプ氏の長女イバンカ氏とメラニア夫人も同席することを確認した。
討論会は90分。冒頭の演説はなく、まずトランプ氏が司会者からの質問を受ける。テーマとして「最高裁判所」「新型コロナウイルス感染症」など、6つの項目が発表されている。
終了直後に両陣営の参謀や支援者らが報道陣の取材に応じる慣行も、今回は見送られる。
初回は当初、インディアナ州のノートルダム大学で開かれる予定だったが、同大学が7月に辞退したためオハイオ州での開催となった。
来月15日の第2回討論会も、当初予定のミシガン大学が辞退したことを受け、フロリダ州マイアミに変更されている。