行方不明の10代少女、7年後に遺体発見 米
(CNN) 行方不明となっていた米バージニア州の17歳の少女が、7年にわたる捜索の後、遺体で発見された。ネルソン郡の保安官事務所が19日までに明らかにした。
アレクシス・ティアラ・マーフィーさんは2013年8月、同州シップマンの自宅からリンチバーグへ出かけてから消息を絶った。ラビングストンにあるガソリンスタンドの監視カメラの映像が、生存を確認できる最後の記録となっていた。
同保安官事務所によると、失踪を受けて当局が数多くの捜索を実施していた。
マーフィーさんの遺体は昨年12月3日、ラビングストンの私有地で見つかり、身元確認のためリッチモンドの検視局へ搬送された。遺体は今月5日にマーフィーさんのものと確定したが、遺族への配慮などから地域に向けての発表は延期されていた。
CNN提携局のWRCによると、上記の監視カメラにはマーフィーさんとともに48歳の男も映っていた。男はマーフィーさん殺害で有罪となり、2回分の終身刑を言い渡された。判決を不服として上訴したものの棄却されている。
ネルソン郡保安官事務所は、包括的な捜査を経て訴追に成功し、マーフィーさんの遺体も回収されたとして、本件が解決に至ったとの見解を示した。