トランプ氏、米議事堂襲撃前の演説めぐる訴訟で免責特権を主張

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米ホワイトハウス南側の広場「エリプス」で支持者らに演説を行うトランプ氏=1月6日、米ワシントンDC/BRENDAN SMIALOWSKI/AFP/AFP via Getty Images

米ホワイトハウス南側の広場「エリプス」で支持者らに演説を行うトランプ氏=1月6日、米ワシントンDC/BRENDAN SMIALOWSKI/AFP/AFP via Getty Images

ワシントン(CNN) 米連邦議会議事堂で1月に起きた襲撃事件は直前に演説したトランプ前大統領に責任があるとして、民主党議員が首都ワシントンの連邦地裁に起こした訴訟で、トランプ氏側が初めて正式に反論し、大統領在任中の免責特権を主張した。

襲撃事件をめぐっては、民主党のスウォルウェル下院議員がトランプ氏を提訴している。

これに対してトランプ氏の弁護士は今週、同氏が憲法で定められた言論の自由と、現職大統領としての絶対的免責に守られていたと主張。

また、トランプ氏はすでに事件をめぐる弾劾(だんがい)裁判で無罪となっているため、同議員が訴えることはできないとの立場を示した。

さらに、政治家は自身の演説を受けて支持者らが取る行動に法的責任を負わないと強調し、民主党議員もそのような責任を追及されれば同様の反論を展開するはずだと指摘した。

襲撃前の集会でトランプ氏とともに演説した盟友、ジュリアーニ元ニューヨーク市長は最近、大統領選の結果認定を「決闘裁判」で阻止しようと呼び掛けたのは誇張表現だったと弁明した。

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