バイデン氏、マンハッタンの9・11追悼式典に参加
(CNN) 米同時多発テロから20年を迎えた11日朝、バイデン米大統領とジル夫人はオバマ、クリントン両元大統領とともにニューヨーク市ロウアー・マンハッタンで開かれた9・11追悼式典に参加した。
ロウアー・マンハッタンには旅客機の激突を受けて崩落した世界貿易センタービルがあった。ビルの北棟には2001年9月11日午前8時46分にアメリカン航空11便が、南棟には9時3分にユナイテッド航空175便がそれぞれ激突した。その後南棟は9時59分に、北棟は10時28分に崩壊した。
バイデン氏は追悼式典の後同市クイーンズ区を訪れてからペンシルベニア州シャンクスビルを訪問する。同時多発テロではシャンクスビル近郊にユナイテッド航空93便が10時3分に墜落した。
このテロではワシントン郊外の国防総省(ペンタゴン)にも9時37分にアメリカン航空77便が激突した。
国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビン・ラディン容疑者(11年に死亡)がこのテロを首謀し、19人の男が米東海岸から西海岸に向かう計4機の民間機をハイジャックした。同テロの犠牲者はニューヨークとワシントン、シャンクスビル郊外を合わせて2977人に上る。