米国土安全保障長官がコロナ陽性 週末にはバイデン夫妻と並ぶ
(CNN) 米国土安全保障省のマヨルカス長官が19日朝、新型コロナウイルス検査で陽性になった。同省のエスピノサ報道官が明らかにした。
エスピノサ氏によると、渡航前の定例の検査で判明した。マヨルカス氏の症状は軽度で、ワクチン接種を完了している。疾病対策センター(CDC)の手順と医療上の勧告に従い隔離に入り、在宅勤務を行う。接触者の追跡も進行中だという。
マヨルカス氏は今週、ブリンケン国務長官と共に南米コロンビアを訪問予定だったが取りやめる。ブリンケン氏は首都ボゴタで、移民問題への対応について当局者の会議をマヨルカス氏と主導する予定だった。
長官就任後マヨルカス氏の仕事が新型コロナ絡みの影響を受けるのは2回目。今年7月には陽性者との濃厚接触が判明し、リモート勤務を行った。当時同氏に症状はなく、2度の検査でも陰性だった。
マヨルカス氏は今月メキシコを訪問したほか、数週間以内にいくつかの対面形式のイベントに参加している。先週には屋外で開かれたサイバーセキュリティーのイベントに出席。16日の式典では、バイデン大統領夫妻や連邦捜査局(FBI)のレイ長官と並んで立つ姿が見られた。
警察官の追悼式典でバイデン大統領夫妻やFBIのレイ長官と並んで立つマヨルカス長官/Jose Luis Magana/AP
CNNはホワイトハウスに本件に関するコメントを求めている。