外国人の国籍取得数が回復、コロナ禍で低迷後に 米

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国籍取得の式典で宣誓を行う現役の兵士ら=9日、米メリーランド州/Chip Somodevilla/Getty Images North America/Getty Images

国籍取得の式典で宣誓を行う現役の兵士ら=9日、米メリーランド州/Chip Somodevilla/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米市民権・移民局は13日までに、米国籍を取得した外国人は今年9月30日までの2021会計年度内で約80万8000人と、新型コロナウイルス禍の時期の低調な水準を脱したと報告した。

20会計年度は62万5400人だった。トランプ前政権時代の19年には、過去11年で最多となる84万3593人を記録していた。

外国人の帰化件数は新型コロナの感染拡大の影響で関係の事務所閉鎖や業務中断を強いられ、低迷していた。

これまでの最高記録は08年の100万人以上。申請の手続き料の増加や帰化の有資格者に申請を勧める対策強化が背景要因ともなっていた。

CNNは今年7月、バイデン政権は資格を有する移民に帰化を促す前例のない対策の導入を計画していると伝えていた。

この計画はバイデン大統領が発令した、連邦政府機関に対し統合、包含や市民権の取得を助長する「歓迎戦略」の作成を指示する大統領令に基づく。具体的な中身としては、国籍取得の意識を高めるための国立公園での帰化式典や米郵政公社と協力しての促進ポスターの掲示などが含まれる。

米市民権・移民局当局者は今年7月、帰化を申請出来る、合法的な永住許可を持つ国内の居住者は約900万人とCNNに明かしていた。

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