米中間選挙、ジョージア州上院選は来月6日に決選投票へ CNN予測
(CNN) 米中間選挙のジョージア州の上院選は大接戦となり、CNNの予測によると12月6日に決選投票が行われる見通しだ。
開票の結果、今月8日の時点で民主党の現職ラファエル・ワーノック氏、共和党のハーシェル・ウォーカー氏のどちらも勝利に必要な50%の得票率には届かなかった。
ペンシルベニア、アリゾナ、ネバダ各州の結果次第では、上院での過半数獲得の行方がジョージア州の有権者の手で決まる可能性がある。
接戦は今年のジョージア州において、選挙ごとに異なる党へ投票する有権者が多く存在することを浮き彫りにした。CNNの予測によると、知事選では共和党のブライアン・ケンプ氏が民主党のステイシー・エイブラハム氏を大差で退けたが、上院選にその結果は反映されなかった。
8日夜、ウォーカー氏はホテルのパーティールームに集まった支持者らに向け、「もう少しの間頑張ろう」と呼び掛けた。
これまでのところワーノック氏から支持者への発言はないが、7日夜にはCNNの取材に対し、冗談交じりに決選投票の可能性について語っていた。
民主、共和両党の幹部らはCNNの取材に答え、決選投票に向けた対策を強化する意向を明らかにした。