トランプ氏の大統領選結果を覆す取り組み、起訴になるか 「決断は間近」と検察

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トランプ氏(左)と米ジョージア州フルトン郡のファニ・ウィリス地区検事(右)/AFP/Getty Images/AP

トランプ氏(左)と米ジョージア州フルトン郡のファニ・ウィリス地区検事(右)/AFP/Getty Images/AP

(CNN) 米ジョージア州フルトン郡のファニ・ウィリス地区検事は24日、トランプ前大統領やその支持者が2020年の大統領選で同州の選挙結果を覆そうとした取り組みについて、調査を進めていた特別大陪審が複数の起訴を勧告していたことを示唆した。起訴を求めるかを決める自身の決断も「間近だ」と述べた。

ウィリス氏はアトランタの裁判所で開かれた審理で、起訴に関する検討が進んでいることを理由に、現時点での特別大陪審の報告書公開に反対した。「将来の被告が公正に扱われるためにも」適切ではないと述べた。

特別大陪審は7カ月に及ぶ調査の末、最終報告書をまとめた。調査ではジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官やトランプ氏の個人弁護士ルディ・ジュリアーニ氏など75人の証人に尋問した。特別大陪審には起訴を行う権限はない。

最終報告書には調査結果のまとめや起訴の勧告、基礎事実が記載されているとみられる。

アトランタ地区の検察官は報告書を受け、トランプ氏やその側近の起訴を求めるか検討を進めている。

報告書の公開や公開される部分は特別大陪審の調査を監督したロバート・マクバーニー判事が決定する。マクバーニー氏は本件の特殊性を強調し「性急な決断はしない」と述べた。

CNNを含む報道各社は報告書全文の公開を求めている。

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