2歳男児、脳をむしばむアメーバで死亡 米ネバダ州
(CNN) 米ネバダ州で2歳の男児がこのほど、脳をむしばむアメーバ「ネグレリア・フォーレリ」に感染して死亡したことがわかった。州の衛生当局の発表や男児の母親のSNSへの投稿で明らかになった。
衛生当局の発表によれば、疾病対策センター(CDC)が少年の発症と死亡の原因がネグレリア・フォーレリによるものであると確認した。
州の調査官は、死亡した男児が、リンカーン郡にある連邦政府が所有する土地にある天然の温泉「アッシュ・スプリングス」でアメーバに感染した可能性があるとみている。
衛生当局の発表によれば、ネグレリア・フォーレリは周囲の環境に自然に存在する単細胞生物のアメーバ。このアメーバは、非常に深刻でまれな脳の感染症を引き起こす可能性があり、ほとんどの場合に死に至るという。