ハリス氏、近く副大統領候補を発表へ 選考が佳境に

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ハリス米副大統領=24日、米インディアナ州インディアナポリスの空港/Jon Cherry/Reuters

ハリス米副大統領=24日、米インディアナ州インディアナポリスの空港/Jon Cherry/Reuters

(CNN) 米民主党の大統領候補指名が確実視されるカマラ・ハリス氏の副大統領候補選びが佳境に入っている。陣営は近日中に候補を発表する方針で、その後すぐにハリス氏と共に激戦州巡りを始める予定だ。

ハリス氏は10日足らず前に突如大統領候補に浮上したばかり。事情に詳しい複数の情報筋によると、ハリス氏は各副大統領候補に関する情報を記載したノートを読み込んでおり、一部の候補者とは既に予備的な話し合いを持った。誰が最も強力な統治のパートナーになりそうか、選考作業に関わる側近に質問しているという。

事情に詳しい情報筋の1人はCNNに対し、有力候補との正式な面接はまだ行っていないと明かした。面接は週内に始まるとみられている。

この間、ハリス氏のチームは有力候補の調査と審査を急ピッチで進めており、対象人物の動画を調べるなどしているという。

有力候補にはペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事やアリゾナ州選出のマーク・ケリー上院議員、ミネソタ州のティム・ウォルツ知事らが名を連ねている。CNNは29日、ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事が選考を辞退し、陣営による身元調査の要請を断ったと報じた。ピート・ブティジェッジ運輸長官とケンタッキー州のアンディ・ベシア知事の名前も挙がっているが、選考プロセスに近い関係者の見方では有力ではない。

民主党の法律家で構成される身元調査チームが候補者の財務記録や家族関係を詳しく調べており、エリック・ホルダー元司法長官がチームを率いている。ハリス氏の義理の弟であるトニー・ウェスト元司法次官も選考作業の主要顧問を務めているという。

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