ベネズエラ大統領選、野党候補が勝利 米国務長官が声明
(CNN) ブリンケン米国務長官は1日、先週ベネズエラで実施された大統領選を巡り、現職のマドゥロ大統領が得票数で敗れたのは「明白」だとする声明を発表した。主要野党指導者のマリア・コリナ・マチャド氏は先に、命の危険を感じて身を隠していることを明らかにしていた。
ブリンケン氏は声明で「圧倒的な証拠を考慮すると、7月28日に実施されたベネズエラ大統領選でエドムンド・ゴンサレス・ウルティア氏が最多の票を獲得したのは米国にとって、そして最も重要な点だが、ベネズエラ国民にとって明白だ」と述べた。
さらに「米国は野党指導者に対するマドゥロ氏の根拠のない主張を拒絶する。エドムンド・ゴンサレス氏やマリア・コリナ・マチャド氏を含む野党指導者を逮捕するというマドゥロ氏や代理人の脅しは、政治参加を抑圧し、権力を維持するための非民主的な試みだ」と付け加えた。
政権寄りの人物で構成されるベネズエラ選管は、得票率51%でマドゥロ氏が勝利したと発表。これを受け、ベネズエラ各地で抗議デモが発生した。
今回の大統領選は近年最も重要な選挙と見られており、停滞するベネズエラの民主主義や破たんした経済の回復がかけられている。多くの若い野党支持者はベネズエラ経済の崩壊やマドゥロ政権下での暴力的な抑圧に言及し、マドゥロ氏が再選されれば国を離れると語った。
マチャド氏は1日、米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で、命の危険を感じて身を隠していることを明らかにしていた。