友人の乳児1人を殺害・1人を虐待した容疑の女、検察は死刑求刑の意向 米
(CNN) イーサン・カッツさんとサバンナ・ロバーツさんは6月15日の夜、生後6週間の双子の1人、アリくんの治療を求めて米ペンシルベニア州ピッツバーグの病院へ向かった。アリくんの性器には謎の傷があり、出血していた。
長年の友人であるニコール・バージー被告(30)がカリフォルニア州サンディエゴからふたりの家を訪ねてきていた。バージー被告は双子のもう1人、レオンくんの面倒を見ていた。
両親はその夜遅く、病院でバージー被告から悲痛な電話を受けた。レオンくんがベビーベッドから落ちて床に頭を打ったという。
レオンくんは夜明けまでにピッツバーグの病院で死亡が確認された。若い家族は打ちのめされた。しかしレオンくんの最期についての詳細が明らかになるにつれ、捜査官らはバージー被告の話に疑問を抱き始めた。
レオンくんのCTスキャンは頭蓋(ずがい)骨左側に重度の骨折と複数の脳出血があることを示していた。検視の結果、鈍器による外傷が原因で児童虐待に当たることが判明した。
バージー被告は数日のうちに殺人および、ふたりに対する加重暴行と児童に対する危険行為の2件で起訴された。検察は被告がアリくんも負傷させたと主張している。また、告訴状にはレオンくんの負傷が「自然または偶発的」なものではなかったと記されている。
バージー被告の弁護士はCNNに対し、被告は無罪を主張しており、保釈なしで勾留されていると説明した。
検察は先週、被告に対して死刑を求める意向を示す異例の通告を提出した。
ペンシルベニア州で死刑が執行された女性は1900年以降、2人のみだ。
被告は臨床心理学博士課程の学生
バージー被告は臨床心理学の博士号取得を目指している。弁護士によると、数週間以内に博士号を取得する予定だった。うつ病やストレス、トラウマなどの心理的要因と、重大な健康上の結果や行動との複雑な相互作用について研究しているという。