ウォルズ氏、「もう少し注意を」とハリス氏から告げられる 再三の誤った発言受け
(CNN) 11月に行われる米大統領選の民主党の副大統領候補、ティム・ウォルズ・ミネソタ州知事は、7日放送のインタビューの中で、同党大統領候補のハリス副大統領から自らの発言に関して「もう少し注意を払うよう」告げられたことを明らかにした。
CBSニュースの番組「60ミニッツ」のインタビューで、副大統領候補になって以降、ハリス氏とどのような点で意見が食い違ったかと問われたウォルズ氏は、一部の物事を巡る自身の言い回しにハリス氏は「恐らく同意していない」と回答。ただ具体的な内容には言及しなかった。
ウォルズ氏によれば、ハリス氏からはどのような話題でも発言の仕方にもう少し注意を払わなくてはならないと告げられたという。
選挙戦に加わって以来、ウォルズ氏の発言には厳しい視線が注がれている。同氏は突撃用兵器を「戦争に」持ち込んだと事実と異なる発言をした他、自身の子どもたちが体外受精で生まれたと誤って示唆(同氏と妻とは別の不妊治療を用いた)。また、1989年に北京の天安門広場で民主化を求める大規模なデモが起きたときには香港にいたとも主張したが、これも間違いだった。
相次ぐ誤った発言にもかかわらず、ウォルズ氏は有権者からの信頼を獲得しているとの認識を示した。
「たまに間違いを犯してしまうことは認めるが、近しい人たちは私が約束を守る人間だと知っている」(ウォルズ氏)