米共和党、選挙の新規則を無効とした判断に異議申し立て ジョージア州

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図書館で投票するために列をつくる有権者/Megan Varner/Getty Images

図書館で投票するために列をつくる有権者/Megan Varner/Getty Images

(CNN) 米共和党全国委員会(RNC)とジョージア州共和党の弁護士は17日、州内で新たに導入した一連の選挙規則を無効とした同州フルトン郡裁判所の判断に異議を申し立てた。州最高裁に直接訴えた形だ。

州最高裁は、選挙戦や州憲法に絡む特定の申し立てについて中間裁判所の検討を待たずに判断を下す権限を有する一方、直接の訴えを退ける選択肢も持っている。

RNCのマイケル・ワトレー委員長は17日夜の声明で、フルトン郡裁判所の判事による前日の判断を「司法積極主義の最悪の事例に他ならない」と糾弾。

「ジョージア州選管による常識的な規則は、州の選挙を保護する目的で委員会を通過した。それを覆すことで判事は民主党に加担し、我が国の選挙における透明性と説明責任、公正さを攻撃する側に回った」とし、新規則を確実に実施するため即座に異議を申し立てたと述べた。

フルトン郡裁判所が無効とした規則には、各郡の選挙管理委員会に対し、選挙結果を認定する前に「合理的な調査」を実施するよう義務付ける規則や、選管はすべての関連資料を調べることができるとする規則が含まれていた。

裁判所はこれらの規則を「違法、違憲で無効」と判断した。

さらに、州内の各投票所に手作業の票集計を義務付けた規則及び投票の監視員による立ち入りが可能なエリアの数を拡大する規則も無効とされた。

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