トランプ氏「口止め料」裁判、有罪覆すかどうかの判断を延期 NY州地裁

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「口止め料」裁判でマンハッタン地区刑事裁判所に弁護団と出廷したトランプ氏=5月28日、ニューヨーク/Spencer Platt/Getty Images

「口止め料」裁判でマンハッタン地区刑事裁判所に弁護団と出廷したトランプ氏=5月28日、ニューヨーク/Spencer Platt/Getty Images

(CNN) トランプ次期米大統領が元不倫相手への口止め料を不正に処理した罪に問われている事件で、ニューヨーク州地裁のフアン・マーシャン判事は12日、事件を巡る判断を1週間延期することで合意した。この期間にマンハッタン地区の検察官とトランプ氏側の弁護士が今後の訴訟手続きについて話し合うとみられる。トランプ氏は5月にこの事件で有罪判決を受けたが、大統領選で再選を決めたことから実際に量刑の言い渡しが行われるのかどうか新たな疑問が浮上している。

トランプ氏は四つの事件で起訴されたものの、先週の大統領選での圧勝を受け、今後司法の影響に直面する可能性は薄れている。トランプ氏を起訴したスミス特別検察官は現在、トランプ氏の連邦訴追を取り下げる方法について司法省上層部と協議している。

トランプ氏の弁護士とマンハッタン地区検察は、口止め料裁判における活動を19日まで延期することで合意。その間にトランプ氏再選が裁判にどのような影響を及ぼすのか改めて議論することになる。

連邦最高裁は今夏、トランプ氏の大統領免責特権を部分的に認める判断を下した。この判断に基づき、マーシャン判事は当初、口止め料裁判の有罪判決を覆すのかどうか12日に決定するとみられていた。

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