米政権、ウクライナ・ロシアと会談の予定 トランプ氏
(CNN) トランプ米大統領は2日、記者団に対し、政権がウクライナやロシア、さらに「さまざまな関係者」との会談を予定していると語った。
トランプ氏はアンドルーズ空軍基地で「我々はウクライナとロシアの問題に対処しており、ウクライナとロシアを含むさまざまな関係者との会合や会談を予定している」と述べた。
トランプ氏の発言の前には、ゼレンスキー・ウクライナ大統領の補佐官が同国の支援国に「より徹底したアプローチ」を求めていた。これらの発言の前には、トランプ政権でウクライナ・ロシア特使に任命されたキース・ケロッグ氏が、ロシアとの停戦協定を探る仲介計画とともにウクライナでの新たな選挙を呼びかけているかのような発言を行っていた。
ケロッグ氏は1日、ロイター通信とのインタビューで、延期されてきたウクライナの大統領選と議会選は「実施する必要がある」との見解を示した。
ケロッグ氏は「ほとんどの民主主義国家は戦時中に選挙を行っている。そうすることが大切だと思う」とし、複数の候補者が立候補することに堅固な民主主義の美点があると指摘した。
ゼレンスキー氏の補佐官は、ケロッグ氏の見解を「完全に評価する」のは難しいと述べる一方で、「彼の計画が停戦と選挙だけだとすれば、それは失敗だ」と警告した。