米国務省、パナマ運河の通航料免除で合意と発表 パナマ側は否定

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パナマ運河の閘門(こうもん)を通過する船舶/Martin Bernetti/AFP/Getty Images

パナマ運河の閘門(こうもん)を通過する船舶/Martin Bernetti/AFP/Getty Images

(CNN) 米国務省は5日、米政府の船舶がパナマ運河を通航する際の料金を免除することに、パナマ政府が同意したと発表した。一方、パナマ側は声明でこれを否定した。

国務省はX(旧ツイッター)に「米政府の船舶は無料でパナマ運河を通航できるようになった。年間数百万ドルを節約できる」と投稿し、河口の橋をくぐる海軍艦艇の画像を添えた。

一方、パナマ運河庁は「通航料などの料金を設定する権限は当庁にあり、料金は一切修正していない」との声明を発表。そのうえで、米国との対話を立ち上げる用意があると述べた。

キューバのパナマ大使館によると、米国は軍艦や潜水艦の通航料として、過去26年間に計2540万ドル(約39億円)を支払ってきた。これは年間100万ドル弱に相当する。

トランプ米大統領はパナマ運河への中国の影響力を問題視し、運河の「奪還」を繰り返し主張している。

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