米連邦職員の4万人超、早期退職提案応じる
(CNN) トランプ米政権が連邦機関職員に対し提案している早期退職プログラムをめぐり、少なくとも4万人が応じたことが分かった。事情に詳しいトランプ政権関係者が明らかにした。提案を通知された職員は約200万人。提案内容は、職員が今月6日までに自主的に退職した場合、9月30日まで給与を受け取れるというもの。
連邦人事管理局の広報担当者は、プログラムに応じた人数は増えており、期限を過ぎるまで人数を発表する予定はないとしている。
ロイター通信が最初に報じた最新の数字は4日午後時点のもので、少なくとも2万人だった。
トランプ政権の関係者2人がCNNに語ったところによると、政権は連邦職員の大規模な解雇を近日中に行うことを計画しており、早期退職の提案を受け入れない職員は失職するリスクにさらされる。
内部で「人員削減」と称されているこの解雇は、退職提案受け入れ期限である6日直後に開始される見通しだという。
連邦職員の労働組合はただちにこの提案を激しく非難。その合法性に疑問を呈し、政権はこれを実行できない可能性があると強調している。